山折書亭:『杯傾ける縁側』

『杯傾ける縁側』

絵を描くことが好きな大学生・加島がありついたアルバイトは、三鷹市深大寺にある大きな一軒家の管理。

加島はその家の主であり、雇い主でもある小説家・佐々波と、つかず離れずの心地よい雇用関係を築いていたのだが――

「葱坊主をもらったんだ。ちょっとやっていかないか」

佐々波の左手が架空の杯を傾けたその日から、二人の人生はゆるやかに交わってゆく。

「庭が美しいってのは、存外悪いことじゃあないな」
「どうして俺に決めたんですか」

四季折々の縁側で交わされる、男と男の情と飯と酒。

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