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【小説】杯傾ける縁側
– 小説家と絵描きが酒を飲み、書いて描かれて酒を飲む。–
絵を描くことが好きだけれど、その道は選ばなかった大学生・加島(かしま)。彼がありついたアルバイトは、三鷹市深大寺にある大きな日本家屋の管理だった。
「葱坊主をもらったんだ。ちょっとやっていかないか」
その家の主、小説家・佐々波(さざなみ)の左手が架空の杯を傾けたその日から、二人の人生はゆるやかに交わってゆく。
「庭が美しいってのは、存外悪いことじゃあないな」
「どうして俺に決めたんですか」
四季折々の縁側で交わされる、男と男の情と飯と酒。
– 飯と酒×モノづくり×男と男の青春 –
四季の連作短編、4編を収録。
・春、杯傾ける
・夏、人描く
・秋、御影恋う
・冬、刻巡る
▼第一章、全文Web公開中
【エッセイ】〆切七転八倒
▼一部収録作、Web公開中