称号:スパイラルソックス

去年の冬からずっと編んでいたスパイラルソックスを、ほどいてしまった。

あと七段編んで、履き口を十段くらいゴム編みすれば完成する予定だったのだけれど、かなり初期の部分で目をひとつ落としていることに今日、気づいてしまったのだ。

もし今が冬の最中だったら、「ひと目くらいは、まあ許容範囲内でしょう」と割り切って、編み上げてしまったと思う。けれど、今は春の始め。編み上げたところで次にあったか靴下を穿くのは半年以上先なのに、ここで妥協する意味はあるのか? と、ひとたび思いついてしまったら止められなかった。

すっかり糸を解いてしまった今、次はどうしようかな。

そもそも編もうと思っていたパイラルソックスを編み直すのが正道なのだろうが、完成したところでしばらくは使わないものを作り始めるのもなんだかな。

ものづくりというものは、完成してピリオドを打ったタイミングで作り手のスキルがアップするものだと思っている。そうなると、このあと靴下を編み始めるならば、編み物スキル【称号:パイラルソックス】を解除したいという欲望だけをガソリンに日々の「編み」をやっていくことになり……諸々のバランスを鑑みれば今は靴下ではなく、何かしら「作り終わったらすぐに使うだろうもの」に着手するほうがよいのだろう。

となると、ドリンクボトルの腹巻を作るのがよいのかしら。丁度、かぎ針編みをやりたくなっていることだし。

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