ここ一カ月ほど、Obsidian(テキストエディタ)にドはまりしている。
▼公式WEBサイト
https://obsidian.md
仕事も趣味も文章を書くことなので、PCを立ち上げてる間はほぼずっとObsidianを触っていると言っても過言ではない。
また私はタスク管理に「GTD」というシステムを使って(使おうと努めて)いる。ずっとアナログのノートとペンでもってこのGTDを回していたのだが、最近はタスクの洗い出しとレビューをObsidian上でやるようになった。かなりいいかんじだ。
一か月ほど使い倒し、お気に入りのコミュニティプラグイン(Obsidianに追加ダウンロードして機能を拡張できるツール)が固まってきたので記録を残しておく。
私はObsidianのお気に入りコミュニティプラグイン紹介記事が大好きだ。Obsidianユーザー全員に紹介記事を書いてほしいと思っている。この記事を読んだObsidianユーザーのあなたも、気が向いたらぜひお願いします。
環境整備
Lazy Plugin Loader
https://github.com/alangrainger/obsidian-lazy-plugins
ダウンロードしたプラグインたちの起動タイミングを、プラグインごとに設定できる。そうすることによって、プラグインをたくさん入れていても、Obsidianが素早く立ち上がってくれる。
私はエディタの見た目を調整するプラグインをいくつか入れているので、それらの起動タイミングを遅らせている。ゆえにObsidianを立ち上げ、数文字打ち込み始めたあたりで、じわじわと見た目が整い始める。ちょっと面白い。
Remotely Save
https://github.com/remotely-save/remotely-save
Obsidianはローカルにノートを保存する。ので、たとえばPCとスマホで同じノートを編集したい場合、端末同士の内容を同期させる必要がある。
同期のためのプラグインはいろいろあるのだけれど、私は既に使ってるクラウドサービス経由で同期したかったので、導入が一番簡単そうだったコレを使っている。
同期速度は並。別端末での同時編集は難しそうだが、私の場合は、家に居る時はずっとPC/外出時はずっとスマホ……とシチュエーションごとに使う端末がぱっきり分かれているので、あまり困っていない。
文章を書くとき
Better Word Count
https://github.com/lukeleppan/better-word-count
ノート内の文字数をカウントしてくれるプラグイン。
デフォルト装備されているコアプラグイン「ワードカウント」もほぼ同じ機能を有するのだが、こっちは見出しごとの文字数もカウントして、各見出しの横に表示してくれるのが便利なところ。
長めの文を書くとき、構成要素ごとのボリューム管理がしやすくなって嬉しい。
Control Characters
https://github.com/joethei/obsidian-control-characters
編集記号(半角&全角スペース、タブ、改行)を表示してくれる。全角スペース開けたつもりが半角になっていたとか、改行していると思ったらされていなかったとか、そういうミスを防いでくれる。
このあと挙げる「Style Settings」とセットで使うと、なお便利。
Style Settings
https://github.com/obsidian-community/obsidian-style-settings
ひとつ上のプラグイン「Control Characters」で表示する編集記号を、任意のものに変更できる。私はやってないが、色変えも可能。
私はデフォルトの改行記号に圧を感じるので、「←」に変えている。
なんなのだろう、デフォルトのあの、カリグラフィーで描かれたDのような豪奢な記号……どこかの文字なのか、数学的な記号なのか。
Outliner
https://github.com/vslinko/obsidian-outliner
箇条書きにしたテキストをドラッグ&ドロップやショートカットキーで入れ替え、整理できるようになる。まさにアウトライナー的な機能が足されるイメージ。
いきなり個人的な昔話で恐縮だが、私がObsidianを使い始める前のこと。文章を書くとき主に使っていたのは、Dynalistというアウトライナーだった。
このアウトライナーも大変便利だったのだけれど、クラウドサービスであるという特大のデメリットがあった。というか、いつだったかにDynalistがわりと長時間ダウンして仕事ががっつり滞ってしまい、オフラインでちゃんと楽しく使えるエディタを探し始めたのがObsidianとの出会いだったりする。
DynalistとObsidian、開発元が同じなのだ。
Regex Find/Replace
https://github.com/Gru80/obsidian-regex-replac
ノートを正規表現で検索&置換ができる。
たとえば文章にルビや傍点を振るとき、最初はカクヨム形式で書いておいて、本にするタイミングでLaTex形式に変換……なんてことができるように。
というか、それがやりたくて入れたプラグイン。
タスク管理(GTDの一部)
Templater
https://github.com/SilentVoid13/Templater
事前に作っておいたテンプレートを、ノートに挿入するプラグイン。
私はGTDにおけるプロジェクト(1つ以上のタスクで構成された作業)ごとにノートを作り、ノートのフロントマター(ノートごとに存在する、隠しデータのようなものを埋め込める場所)にプロジェクトそのものの〆切を記入し、その隠しデータをDataviewで引っ張ってきて表にする……という方法でプロジェクトを管理している。
ごちゃごちゃと書いたが、つまりは「新規ノートを立ち上げたら、ノートの頭に〆切を記入するための箱を作る必要がある」ので、そこを自動化するために使っている。
大変に有名なプラグインらしく、本当はもっと複雑なこともできるはずなのだけれど、まだ必要に迫られてはいない。
Dataview
https://github.com/blacksmithgu/obsidian-dataview
Obsidian内にある様々な情報をフィルタし、抽出し、並び替えてくれるプラグイン。デフォルト機能のBASEと似たようなことが、もっと複雑な条件を設定した上で可能になる。
GTDでいうところの週次/月次レビュー(タスクを洗い直して進行状況を確認する作業)の際に使っている。
どう使っているか、およびObsidianとアナログノートを組み合わせたGTDについては、また今度、別の記事にするね。あまりにも大胆に脱線してしまいそうなので。
こちらもTemplaterと同じく、有名なプラグイン。JavaScriptを組み込むことによって何もかもができるようになるのだが、私は「デフォルトの言語だけで、可能な限りシンプルに組み上げる」という縛りゲーを自主的にやっている。無限に遊べるたのしいおもちゃ。
おまけ:CSSカスタム
Obsidianには、日本語で文章を書くにあたり必須な、「行頭に全角スペースを空ける」という挙動が存在しない。ので、CSSで実装している。
ついでに見出しの色変えをするだとか、編集記号の不透明度を下げて存在感を薄めるだとか、そういうこともCSSでやっている。
/* 字下げ有効化1 remove text indent in source-view */
.markdown-source-view:not(.is-live-preview) .cm-line{
text-indent: 0 !important;
padding-inline-start: 0 !important;
}
/* 字下げ有効化2 force plain-text-like view in preview-view p */
.markdown-preview-view p{
white-space:pre-line;
}
/* 見出しに下線 */
.HyperMD-header-1,
.markdown-preview-view h1 {
border-bottom: 1px solid;
}
/* 見出し下のpadding */
.HyperMD-header-2,
.markdown-preview-view h2 {
padding-bottom: 15px !important;
}
/* 主にdataviewで使う、インターナルリンクのフォントサイズ変更 */
a.internal-link{
font-size: 15px;
}
/* 見出しの色変え */
body {
/* うすいあお */
--h2-color: #a1c0da;
/* うすいみどり */
--h3-color: #b2daa1;
}
/* 編集記号の不透明度を下げる for control-character plugin with IME */
.control-character[type="other"] {
background: rgba(100 100 100 / 0.3) !important;
mask: unset !important;
}
.control-character[type="space"] {
background: rgba(100 100 100 / 0.3) !important;
mask: unset !important;
}
CSSカスタムにあたり、「Obsidianで日本語小説を書く設定(こたつろぐ様)」をおおいに参照させていただいた。
Remotely SaveとControl Characters/Style Settingsについても、存在を知ったのはこちらの記事。ありがとうございました。
おまけ2:Longformってどうなんだろう
Obsidianで長文を書く場合、「Longform」というプラグインがよく使われているらしい。
https://github.com/kevboh/longform
シーンごとに細かくノートを分けて執筆し、アウトライナーみたいな画面で構成を検討しつつ、綺麗にマージが可能なのだとか。
とりあえず入れてみて、今は触っているところ。便利に使えそうなら、続けてみようと思う。
おわりに
以上。2026年4月9日現在の、コミュニティプラグイン一覧でした。
コミュニティプラグイン、たくさん入れて使っているつもりだったが、こうして書き出すとそう多くもないな。
今後、顔触れが変わったら、また記事にしたいと思う。
繰り返しになるが、私はObsidianのお気に入りコミュニティプラグイン紹介記事が大好きだ。Obsidianユーザー全員に紹介記事を書いてほしいと思っている。この記事を読んだObsidianユーザーのあなたも、気が向いたらぜひ、ぜひともお願いします。
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