引き続き首が痛い。昨日は脳の実在に改めて思いを馳せたが、よくよく考えずとも、私が今思いを馳せるべきは己の首だ。
首の痛みは神経痛と診断されている。発症から少し経った神経痛は温めるのがよいということで、銭湯へ行った。患部もそうだが、そのまわりの、痛みによって動かせなかった筋肉が全体的にほぐれた感じがする。
銭湯は前々から回数券を買うほど好きで、行きつけの店もある。大きなお風呂のよさは十分に知っていたつもりだったが、身体に不調があるとまた改めて、ああいう施設のありがたさをしみじみと感じる。
私の住む町にも昔は銭湯があったのだが、今の家に越してくるずいぶんと前に廃業してしまったらしい。今は、歩いて三十分くらいしたところにある、別の町の銭湯に通っている。別の町でお風呂に入ると、それだけで小旅行の感がある。私は日常の疲れを外出で癒すタイプではないが、銭湯に行くというこの小さな旅を体験するたび、旅行好きな人の気持ちが少しだけわかったような気になって、楽しい。
歩いて行き、歩いて帰ってくることができるから、バスや電車の時間を気にしなくていいのも、またよいところだ。
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