カキモリで新しいノートを

友人と蔵前を散歩し、カキモリで新しいノートを作ってきた。

B5サイズで、表紙には「とんび」という名前のフリンジがついたものを選んだ。裏には製本クロスという、くすんだ橙色の布地を。製本クロスはやや撥水コートされている感があり、つやつやとしている。ちょっとした汚れならさっと拭き取ってしまえそうだ。

カキモリでノートを作るのは二度目で、前回はB5サイズの、これまたフリンジがついた表紙を選んでいる、前回とは違う顔のものを作ろうと意気込んでいたのに、またフリンジ……。友人には「前回のものと双子感を出したのかと思った」という趣旨のコメントをもらってしまった。私は自覚しているよりずっと、こういうふわふわのついた布のことが好きなのかもしれない。

友人とは蔵前のカフェの前で待ち合わせ、お喋りをし、お喋りをしながら移動してノートを作り、お喋りをしつつ移動してランチをし、またお喋りをしがてら移動して、一年後の自分と相手へ向けたお手紙を書いた。喋るか食べるか文具を触るかで終わる一日、とても楽しい。こういうことに誘い出してくれる友人、得難いものだ。次の約束もできて、ほくほくとしている。

友人の案内で駅を移し、シーリングスタンプの専門店にも行った。シーリングスタンプ、最高に心ときめくアイテムながら、日常使いする方法を思いつけず、手を出さないまま今に至る。だが専門店で、すごく小振りな封印もあるのだと知ってしまい揺れている……使い道を見いだせたが最後、坂を転げ落ちてしまう気がしてならない。

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